無料音声編集ソフト Wavosaurの使い方 ①
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Wavosaurはシンプルで使いやすいのでお勧め
無料の音声編集ソフトといえば Audacity や SoundEngine Free が有名ですが、簡単な切り貼りだけに限定すると私が使ってみた中では Wavosaur が一番操作が簡単なような気がします。
私の配布しているファイルは頭とお尻をつなぐだけで違和感なくループできるように作ってあります。長さの調整やちょっとした音量調整にお勧めのソフトです。
今回はループ処理されたWAVやMP3を切り貼りして長さを伸ばす方法を紹介します。
まずはファイルのダウンロード
窓の社 紹介ページ
本家
日本語化についてはこちらで配布してくれている方がいます。
右のカテゴリーからWavosaurを探してみてください
32ビット版ZIPファイルのサイズが300KB以下というのも驚きです。
プロ用ソフトSound Forgeにそっくりでなんか得した気分
操作がプロ用で定番の「Sound Forge」に近いものがありインターフェイスもXPのころのSound Forgeといった感じで馴染みがあります。似てますw
Sound Forge 6
Wavosaur
直接MP3ファイルも読めるし、複数ファイルを立ち上げその間で切り貼りもできます。
書き出しはWavになりますが動画編集ソフトの書き出しで最終的な音質は決定できるのであまり気にする必要はないでしょう。MP3での書き出しもあるようですが私の環境では上手く機能しないです。。。
動画での使用ではなくMP3が必要という場合はご存知「午後のコーダ」がお勧めです。
再生などの基本操作
再生、停止 スペースキー
時間指定 波形をマウスで左クリック
波形の拡大、縮小(横軸) マウスホイール
波形の拡大、縮小(縦軸) Ctrl+マウスホイール
この辺の操作感もSound Forgeとほぼ同じなので使いやすいと思う要因の1つかもしれません。
使い方は簡単、コピーして張るだけ
① まずファイルを読み込みます。エクスプローラからD&DでOKです。
② 次に全体を選択選択します。
マウスで左クリックしながら波形表示部をなぞる(要するにテキストの選択と同じ)
または ショートカット Ctrl+A
③ 続いて選択した範囲をコピー Ctrl+C
④ コピーしたものをどこに入れ込むか指定するため
マウスの左クリックでカーソルを一番最後に持ってくる
⑤ 貼り付けます Ctrl+V
⑥ 望みの長さになるまで貼り付け(Ctrl+V)を繰り返してください
完成です!
メニューやアイコンからも同じことが出来ますがショートカットを使うと一瞬です。
全体を選択 Ctrl+A
選択範囲をコピー Ctrl+C
コピーの貼り付け Ctrl+V
は音楽ソフト、動画ソフト、画像ソフト以外でもいろんなソフトで共通ということも多いのでこの際ショートカットを覚えたら便利かもしれません。
あとは保存して書き出してください。
読み込んだファイルがWavの場合、保存(Save)だと上書きしてしまう可能性があります。上書きしたくない場合は、名前をつけて保存(Save as)で別の名前にして保存してください。
あと音量やフェードイン&フェードアウト、長すぎた部分のカットなども出来ますが動画編集ソフトの方で出来る場合はこのままの方が微調整ができるのでいいかと思います。
動画以外に単純にBGM用として処理したい場合
フェードイン、フェードアウト、いらないところのカットも簡単に出来ます。
① マウスで左クリックしたまま波形表示部をなぞる
② Deleteキーで削除、またはアイコンをクリックしてフェードイン、フェードアウト
波形表示部の色が変わった部分が削除やフェードアウトなどの編集対象になります。
ループ処理されたファイルをつなぐとこんな感じになります
私の配布しているBGMのプレビューをサウンドクラウドとHPにおいていますが1度ループさせて15秒程度フェードアウトさせたものがこちらになります。
データの制作者のさじ加減や曲調にもよりますが、この曲のつなぎ目はあまり目立たずスムーズに繋がってますよね・・・プチってなってる?
まとめ
全体を選択 Ctrl+A
選択範囲をコピー Ctrl+C
マウスで貼り付ける場所を指定
コピーしたものの貼り付け Ctrl+V(連発OK)
マウスで選択 → Deleteキーで削除
マウスで選択 → フェードイン&フェードアウトのアイコンをクリック
簡潔に書きましたがまとめると6行になりましたw
他にも選択範囲を無音に出来たり、無音部を挿入したり、音量の上げ下げなど簡単な編集がすばやく出来ます。
簡単なのでぜひ使ってみてください。
続きを書いてみました。もう少し細かいところまで説明しています